第7次 日韓文化親善使節団- あぁ百済よ! 報告

第7次 : 2010年10月22日~26日 : ソウル、国会、京畿道河南市百済文化遺跡等訪問使節団ツアー

【あぁ百済よ!】

Asia Song Festival VIP参加&俳優キム・ナムギルと共に国会外交部委員長と交流会&百済をテーマに百済文化歴史学者と百済文化遺跡の探訪等

≪概要・帰国報告≫ click (クリックで表示します)

アンヨンハセヨ。
10月22日から26日の日程で、第7次日韓文化親善使節団として韓国を訪問して参りました。
今回の親善使節団は、ロマンと歴史探訪・日韓スペシャル企画として、百済をテーマに縁の場所を訪ねてきました。
初日には、国有力国会議員と関係者が参加する中「善徳女王」・「悪い男」に出演の俳優キムナムギルさんへ公式に直接、功労牌が授与される式典にも参加して参りました。ナムギルさんは、4月に訪問された児童福祉施設の子供達を「チング(友達)」と呼ぶなど、プレゼントさせていただいたアルバムも嬉しそうに見て下さいました。
毎年、VIP参加させていただいております「アジアソングフェスティバル」も楽しみの一つでした。
目の前で繰り広げられるアジアの素晴らしい音楽に大熱狂!!
又、百済の縁の地を巡り、日本と百済の交流を知るにつれ、感慨深くなりました。
初公開のオヨンセム、最後の戦いの将軍福信窟を望むことができる山寺、白村江の戦いに散った4万2千の日本兵の魂を慰める平和祈祷祭など、意味深い親善使節団となりました。
訪れた各地で、現地市長や地元民から熱い歓迎を受け、これぞ!日韓文化親善使節団!という文化交流も行って参りました。カムサハムニダ。

親善使節団の写真は以下をクリック!



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ロマンと歴史探訪・日韓スペシャル企画

<第7次 日韓文化親善使節団の案内文- あぁ百済よ!>

韓半島の中央で国を建て、偉大な文化を花咲かせた古代国家 <百済>は678年間存在しましたが、今に伝わる遺跡と資料はあまり残っておりません。彼らの実体はいったい何で、どこから来て、またどこに都を建てたのでしょうか?初期歴史は勿論漢江圏493年間の行跡まで深い霧の中に埋もれたかのように、実証されないまま失われた歴史になってしまいました。 実に残念なことは珠玉のように輝く、最も重要な歴史だけが失われてしまったことです。 すなわち、忠南公州63年、扶余 122年間の足跡のみがあるだけで、493年間の百済初期、中期の歴史は今まで霧の中で何も見えないのです。

百済の建国は東明思想で太陽崇拝意識の土台で、王は太陽神の唯一息子として日・韓・中三国の一番中央に位置して昇る太陽のように万物を支配するという自負心を持って国を建てました。百済を中心として <日が昇る位置にある日本 奈良- 日が沈む中国 唐山市 遼西地域>は百済が太陽の神を迎える古代百済首都と一直線上である聖なるラインと呼ばれ、神聖地域として最も重要視されました。

かつて百済は<日の行く道が百済人の行く道だという信仰>があったので古代東洋圏で日本と中国との対外関係と交流が一番盛んで影響力が大きかった国家百済。すると飛鳥と日本という名前の起源もきっと古代百済人の東明思想と無関係ではないでしょう。 しかし韓半島三国の中(新羅・高句麗 百済)で一番先に滅亡し、その行跡が分からないまま歴史の謎に包まれている百済。 日本・中国・新羅・高句麗の中で韓半島の中心に位置し悠々と流れる漢江の三叉路を都にした百済。

今回の第7次日韓文化親善使節団は、1400年前の百済の都城および朱蒙の息子で正に百済始祖、溫祚王と百済初期・中期493年の足跡の初公開を訪ねます。直接百済の始祖溫祚王の息吹を感じながら、百済人がまるでそこに居るかのような様々な歴史とロマンを体験することになるでしょう。 また、百済末期の首都公州扶余で武寧王陵から落花岩などを訪ねて行きます。日韓中の中で最も大きな国際戦(白村江の戦い)があった場所で、百済の復興期、(日本書記)倭から派遣した4万2千名が全滅した秘められた場所・・。全北扶安の白村江・周留城 などを日本人としては初めて訪れて慰労することになるでしょう。

今回の第7次日韓文化親善使節団は2008年 <高句麗>昨年は <新羅、伽倻>に続き今年は奈良県遷都1300年と忠清南道の世界大百済展を記念し、恋しく恋しい<百済>をテーマとして特別に企画しました。

4泊5日間の日程の中で秘められた日韓交流の原型である百済のすべてを、会員の皆様の理解を深めるため、百済初期、中期の王宮の跡と溫祚王陵、前方後圓墳王陵などを初めて発見した百済歴史文化の韓国最高権威者を招き、直接説明と案内をしていただくことになりました。又、日程の中にはアジア最高のアーティスト達が参加する韓流最高のイベントの VIP参加と共にサプライズ企画などを通じて日韓会員としての誇りを感じられる有意義で楽しい時間になれると思います。

2010年 8月1日

「第7次 日韓文化親善使節団」が韓国の新聞記事で紹介されました。
翻訳が「マスコミ掲載」のページでご覧になれます。

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