11月末の北海道には不思議なくらい暖かい日となった11月24日、去る9月25日に永眠されましたNPO法人日韓文化交流会 石橋琢磨理事長の「偲ぶ会」が札幌パークホテル内にて執り行われました。
会場入り口では生前とてもゴルフがお好きだった理事長が愛用されたゴルフウェアやグッズが展示され、参列者をお迎えした中央にはたくさんの美しくカラフルな花々に囲まれた祭壇に微笑みを湛えた理事長が。
親交のある各界関係者、若いころから情熱を注がれた会社の関係者、NPO法人日韓文化交流会にいつもご協力下さる親愛なる仲間の方々と会員の皆様、日韓スタッフや先生など大勢が着席し、厳かでありながらも温かさを感じる中、今回の「偲ぶ会」が始まりました。
日本伝統文化やスポーツ界、経済界など多方面に渡りご尽力された石橋理事長を偲び、30数年来の親交があり本「偲ぶ会」の代表世話人である衆議院議員・𠮷川貴盛先生のご挨拶に始まり、いつもお力添え下さる駐札幌大韓民国総領事館総領事・朴賢圭様からは追悼の詞と更に理事長の長年に渡る日韓友好増進の貢献に対し表彰状が贈られました。
理事長を慕って結成された琢磨会のメンバー、そして私達NPO法人日韓文化交流会・韓国語学堂の先生のそれぞれの追悼の詞では、近くで過ごさせていただいたからこそ分かる理事長の人としての大きさ、心の広さと温かさを改めて知ることのできるエピソードの数々に、会場には涙される多くの方々のお姿がありました。
専務理事は、共に走ってきた16年という長い間、苦しいときも嬉しいときも常に傍にいて自信と称賛を与えて下さったお父さんのように心強い存在であった理事長に数えきれない感謝の気持ちをお伝えしました。
思い出のスライドショーでは、在りし日の理事長を偲び、その懐かしさと恋しさに、微笑と涙が同時に溢れる時間を過ごしました。
また理事長も毎年参加された日韓GFSC X‘mas Charity Partyでも親交のあったMR.MRのTEYさんが駆け付け、これまでの感謝の言葉と共に心のこもった歌「Rainy Blue」「걱정말아요 그대 (心配しないで あなた)」の2曲を捧げてくれました。そして理事長ご夫妻も大好きな室内管弦楽団“バラダン”主宰の市川武様の追悼の詞の後、理事長が生前お好きだった曲「群青」や韓国ドラマ“冬のソナタ”の「最初から今まで」、“天国の階段”の「会いたい」、“イ・サン”の「約束」等の献奏と共に、参列者の皆さんの献花が行われ、一人一人が色とりどりのカーネーションを手向けながら、理事長にお別れをする列が続きました。
会の終わりを迎え、親族代表よりご列席いただいた皆様に心よりのお礼と感謝をお伝えすると同時に、私達NPO法人日韓文化交流会も石橋琢磨理事長の遺志を受け継ぎ、今後も日韓両国の懸け橋になるよう前を向いて、堂々と、そして益々信頼されるNPO団体として精進していくことを改めて祭壇の石橋理事長に誓い、「石橋琢磨理事長を偲ぶ会」は終了いたしました。
この度は多くの会員様も会場に足を運んでくださり、またお越しになれなかった方々からも心温まるメッセージをたくさん頂戴いたしましたこと、ここに改めまして感謝申し上げます。
今後とも、会員の皆様のご支援、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
NPO法人日韓文化交流会