第63回さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL2012 レポート
今年も雪と氷の大祭典“さっぽろ雪まつり”の協賛行事として、「第63回 さっぽろ雪まつり K-POP FESTIVAL2012」が開催された。
この公演は、さっぽろ雪まつりを日韓交流の場として盛り上げ、又、日韓両国が力を合わせて国連のミレニアム目標である「貧困救済」と「普遍的基礎教育実施」へ貢献するべく、毎年、NPO法人日韓文化交流会と(社)札幌観光協会が共同開催(後援:駐札幌大韓民国総領事館)しているチャリティーコンサートだ。
今年は、ネパールの山岳地域に図書館建設と図書贈呈に貢献する「ネパール図書プロジェクト」に賛同した人気急上昇中のK-POPアーティスト3組が出演した。
Openingでは、ネパール図書館プロジェクトの奉仕活動を含めたGFSC(Good Friends Save the Children)の様々な活動の様子やメッセージが上映され、涙ぐむ観客の姿もあった。
トップバッターは、歌唱力抜群の新人グループ「CODE-V」
「正直に言うよ」日本でも人気ドラマ「製パン王 キム・タック」より「今、会いにいきます」や日本プレデビュー曲「addiction」などを披露した。
日本語も勉強中というCODE-Vは、質問にも日本語で答えるほどの実力。
最近覚えた日本語は?と聞かれると、「皆さん!なまら寒いですね。」と北海道弁をあげ、会場のファンを喜ばせた。
自分達の魅力を聞かれると、「僕たちは、ひとりひとりがボーカルなのが魅力です!」
また、チャリティーへの思いを「僕たちが歌って、少しでも役にたてれば嬉しい。ネパール図書館プロジェクト ファイト!」と伝えた。
途中、ハーモニーグループらしくアカペラで「夜空ノムコウ」「Thank you」を披露すると、会場中から大きな拍手が巻き起こった。
続いて、セクシーアイコンG.NAが、ステージ中央からライトに照らされ「札幌~~!」とダンサーと共に登場。人気曲「TOP GIRL」の途中では、「札幌 Love you~~~!」でファンの心を掴む。立て続けに「BANANA」とテンポの良い曲で会場もヒートアップし、G.NAの公演を待ちわびていた男性ファンの熱い声援も飛び交った!
「このような意味深い公演に出演できて光栄です!」
「私の出身地であるカナダでも雪が沢山降ります。札幌の雰囲気ととてもよく似ていてびっくりしました!」
スタイルの秘訣は?と聞かれると「水を沢山飲む事です!そしてストレッチを心がけています」と美しさの秘訣を伝授。
また、「日本語なので、すごく緊張した」という「First love」を披露。G.NAの美しく響く声がこの曲によく似合っていた。
MVでの人気アイドルとの共演を聞かれると会場から、「可愛かった~~~」と声があがり、「マジで~~?」と眩しいほど可愛い笑顔で日本語も飛び出した!
チャリティーに関して聞かれると、「ネパールのチャリティー公演に、ファンの皆さんと一緒に参加できたので、とても嬉しいです。とても素晴しいことだと思います!」と答えた。
「日本でも活動したいので、皆さん呼んで下さいね。応援宜しくお願いします!愛してる~。」とファンに向けメッセージを残し、最後に大ヒット曲「BLACK&WHITE」を熱唱し、華やかに舞台を飾った。
この日トリを飾ったのはZE:Aだ!
実は、10日に札幌入りしたZE:Aは、NPO法人日韓文化交流会のセンターにて行われた「ネパール図書プロジェクト」セレモニーに参加。出演者を代表し、本公演のチャリティー贈呈が行われた。
そして、「子供が大好き!」というメンバーは、児童福祉施設を訪れ、子供達とゲームをするなど心温まる楽しい時間を過ごした。
この様子がオープニング映像として紹介され、会場のボルテージはどんどん上がっていく。
階段を下りてくる9人の姿に、会場からは黄色い大声援が飛び交った!
ステージ狭しと9人のダンスパフォーマンスが炸裂する!
「Heart For 2」「一日中」「Daily Daily」と立て続けに3曲を。
日本語も最近は、いっぱい勉強しているというメンバーは、沢山日本語で会場に話しかけていた。
9人の甘い歌声が響く「Love Letter」で、会場はロマンチックな雰囲気に。
可愛いダンス曲ナンバー 人気曲「Here I am」日本語曲「love Coach」と続き、ZE:Aの魅力なステージで魅了した。
途中、バースデーソングが会場に響き、ケーキが運び込まれた。
この日は、末っ子「ドンジュン」の誕生日。実は、2月誕生日が3人もいるZE:A。9日誕生日の「ジュニョン」そして、23日誕生日の「ケビン」を、会場に集まったファンと共にバースデーソングを歌い、喜びを分かち合った。
この公演には、昨日児童福祉施設に訪問した子供達も会場に駆けつけていた。
「昨日は、児童福祉施設に行って、子供達と遊びました。どこに来ているの?」とケビンが声をかえると、手を振る子供達の姿を見つけると、メンバー全員が嬉しそうに手をふり返し、「アンニョン!」と声をかけた。
この公演では、児童福祉施設の子供も含めて、札幌市内から約100名ほどの子供達を招待させていただいている。
チャリティーに関して聞かれると、ヒチョルが、「皆さんと一緒にこのような公演に参加できて嬉しい。そして、皆さん!沢山の後援をしてくださり・・・感謝しています。これからも応援よろしくお願いします」と。
最後に「Mazeltov」で会場が一体となり、熱狂の中ZE:Aのステージは終了した。
エンディングには出演者3組がステージに集結し、観客と記念撮影。
甘い余韻を残し華やかな舞台は終了した。
公演後は、ネパールに「500円で1冊。600円で1ブロックを送ろう」と行われたチャリティー後援者と、全出演者とのスペシャルチャリティーハイタッチ会が行われ、道内外から集まったK-POPファンと共に音楽の楽しさと温かいチャリティーで愛を分かち合った。
また公演後に、昨年11月20日に横浜アリーナで開催し、多くの感動を残した「Good Friends Charity Premium Concert」を札幌にて開催予定だと発表された。遂に、札幌で初となるBiG K-POPコンサートだけに大きな関心と期待が集まるだろう。
NPO法人日韓文化交流会 www.japankorea.org
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