「希望の鼓」青い鯉のぼりプロジェクト　東日本大震災復興と追悼の邦楽コンサート　エムズジャパンオーケストラ LIVE“GROUND　ZERO”～震源地～ ありがとうございました。

開催日：２０１１年９月２５日（日）
会場：宮城県美里町文化会館

さる9月25日（日）に、「希望の鼓」青い鯉のぼりプロジェクト　東日本大震災復興と追悼の邦楽コンサートを宮城県美里町文化会館で行いました。このコンサートは、NPO法人日韓文化交流会とGFSCが東日本大震災“希望の鼓基金”、ZERO－ONEプロジェクト、青い鯉のぼりプロジェクトなど東北の地元ＮＰＯ団体と手を組んで全国の和太鼓奏者と共に被災地を復興させるために和太鼓を子供達に普及させるプロジェクトです。
GFSC会員はこのコンサート参加者たちに元気を出してもらおうと韓国の“チヂミ”や“トッポッキ”の炊き出しも行いました。また、このコンサートには日韓交流次元としてトロットの神童といえる「ジウォン」さんも参加し「アジアという名のお花」など4曲の歌を披露しました。


今日は快晴だ。白い雲が浮かび空はもっと清く青い。
こんな日泳ぐのは最高。自由に飛びたくなる。
数十個の青い鯉のぼりが空を飛んでいる。
東日本大震災の犠牲者たちの魂が踊っている。
離れた家族が集まって遊ぶにはとっても良い日だ。

今日は感謝の日である。
3.11震災後初めて開くコンサート
思い切り叫び、自由に歌える楽しい日である。
これは何ですか。
韓国のチヂミです。
美味しいですね。震災以来こんなに美味しいものは初めてですね。
もう一ついいですか。
勿論です。どうぞ。
公演に参加する人々は全員味わった。
食べる人も作った人も皆感謝を分かち合った。

今日は美しい日である。
枯れ木から太鼓やギター、パカションを作った。
親と兄弟を失ったが暖かい隣人と出会った。
死んだ弟の為に青い鯉のぼりを揚げ、犠牲となった人びとのためにコンサートを開きたい伊藤君（青い鯉のぼりプロジェクトを提案した一人である）の素朴な願いは全国のアーティストたちを集めた。
太鼓、三味線、ドラム、エリックギター、チェロなどジャンルは違っても一つになる音楽って美しい。
違うものがハーモニーすることは感動である。

今後もNPO法人日韓文化交流会とGFSCは被災地の支援を中長期的に続けて行います。多くの方のご支援をお願いいたします。

＜現場からのお手紙＞
昨日は、お疲れさまでした。みなさま、ご体調大丈夫でしょうか。 東京往復という強行スケジュールの中、おやすみ頂く時間もなく、 大変お忙しくお料理を作っていただきまして、感謝しております。 大半が被災地のお客様でしたが、振る舞われた韓国料理を大変喜んでおられました。震災前の表情をされていたと思います。また全国から集まったスタッフも、心温まる料理に感激しておりました。 また、ジウォンさんの歌は、柔らかい声で、日本語で歌われまして、選曲も含めまして、追悼と復興へのメッセージと力を与えてくださいました。お手配に感謝いたします。

※ 無断転載を固く禁じます。